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ETFとインデックス投資信託を比較してみた

 12月に証券会社が一斉に株式取引き手数料ゼロ化に踏み切ったので、ETFの取引が少しコスト小になる。今までインデックス投資信託しかしてこなかったので、ETFとどれだけ違うのかチェックしてみた。

比較対象は、投資信託が「eMAXIS Slim国内株式(Topix)」ETFが「MAXISトピックス上場投信」。両方とも信託報酬は最安値に近い。

①取引手数料:

 ETFがゼロ化になったので差が無くなった。

②信託報酬 :

 ETFが0.08%で投資信託が0.154%。でETFの方が安い。一応実績を見てみる。19年1月4日から20年1月17日までの上昇率を確認すると大体1年で0.05%の差。1千万円あったとすると5千円ETFの方が上昇率は高い。

 投資信託       :120.76%
 ETF(分配金込み) :120.81%

③税金   :

 投資信託は分配金ゼロなので換金しない限り税金はかからない。ETFは半年に1回分配金(年2%弱)が入るので、2割分で年0.4%程度は税金を払う事になる。ETFを1千万円分もっていると4万円弱税金を払う事になる。これが結構大きい。

④その他  :

 証券会社によって、投資信託を持っているとポイントバックがある。今僕が使っているSBI証券でこの投資信託だとTポイントが年0.05%分もらえる。1千万円分もっていると5千円分。これをまた再投資出来る。ポイントに税金はかからない。SBI証券は販売会社として年0.06%をもらう事になるが、そのうち0.05%をポイントで戻すと0.01%しか利益にならない。他の会社を潰して業界でのシェアを上げようとしている。さすが業界No.1。ただ個人的には国内で争って他の会社を潰しに行くよりも、海外の会社を買収して利益を出して行ってほしいな。

 

 以上総合するとまだこのまま投資信託を継続するのが良いという結論に。ただ引退して毎月お金を引き出す様になったら、ETFを考えてみるのもいいかも。